低価格で使い勝手がいいと評判のアイリスオーヤマのふとんクリーナー。寝具に付着した見えないホコリや花粉を除去するのに大活躍の家電です。
アイリス オーヤマ布団クリーナー違いはどこ?IC-FAC2とIC-FAC3とIC-FAC4の徹底比較
しかしアイリスオーヤマのふとんクリーナーシリーズは種類が多く、どれがいいのか悩む人も多いのではないでしょうか。そこで今回はアイリスオーヤマの「IC-FAC2」「IC-FAC3」「IC-FAC4」の3つの性能や価格などを比較します。それぞれの特徴やおすすめポイントも合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
アイリスオーヤマふとんクリーナー3つのおすすめポイント
コスパがいいことで有名なアイリスオーヤマの家電。値段がお手頃なだけではなく、クリーナーとしての機能もしっかりと充実していますよ。具体的なおすすめポイントと特徴を3つご紹介します。
・「超ワイドたたきパッド」でダニやホコリを効率よく吸収
・「温風機能」搭載でダニが繁殖しにくい環境づくり
・「ダニちりセンサー」搭載でキレイになったか一目瞭然
超ワイドたたきパッドダニやホコリを吸着
寝具に付着した汚れを効率よく吸引するためには、繊維の中に入り込んだダニやホコリをたたいて浮き上がらせることが必要です。「超ワイドたたきパッド」は、約20cmの幅広い叩きパッドを高速振動させることで、繊維の隙間に潜むダニやホコリまで効率的に吸引します。
温風機能でダニ対策
また、吸引と同時に温風で吹きつける「温風機能」も搭載。温風を吹きつけることで、布団をふっくらさせるのと同時に、ダニが繁殖しにくい環境を作り上げてくれます。
ダニちりセンサーで綺麗を見える化
さらに、ダニ・ちり・花粉などのハウスダストの量がどれくらい減ったかがわかる「ダニちりセンサー」も備わっています。高感度のセンサーがハウスダストを検知してイルミネーションで教えてくれるため、キレイになったかどうかを一目で実感できます。
アイリスオーヤマふとんクリーナー3機種の紹介
アイリスオーヤマのふとんクリーナーにはIC-FAC2とIC-FAC3とIC-FAC4の3機種があります。ここではそれぞれの機能についてご紹介します。
IC-FAC2の特徴
IC-FAC2は、現在販売している中では最も古いモデルです。そのため、性能自体は他の機種と比べるとやや劣りますが、1万円以下と最も安価で手に入れることができます。幅20cmの超ワイドたたきパット、温風機能、ダニちりセンサーなど、必要な機能もしっかりとそろっており、たたき回数も毎分約6,000回と申し分ありません。
また、重さ約1.6㎏と軽く、持ち運びやすいのも特徴です。軽いながらもパワーを3段階に調整できる機能も搭載しているため、使い勝手も抜群です。安価で機能も充実したふとんクリーナーを探している方に最適です。
IC-FAC3の特徴
IC-FAC3はIC-FAC2から改良を加えたモデルで、IC-FAC2より一部機能がパワーアップしています。具体的には、たたき回数が1分間に約6,500回と、より効率よくダニやホコリを吸収できるようになっています。
その他の機能面はIC-FAC2のよいところを残し、温風機能やダニちりセンサーなども搭載。重さもIC-FAC2同様、約1.6㎏と軽くて便利です。価格は販売店舗にもよりますが、およそ1万円前後で購入できます。
IC-FAC4の特徴
IC-FAC4は、IC-FAC2、IC-FAC3からさらに改良を重ねたモデルです。たたきパットの幅を約30cmに改良し、1分間のたたき回数を約14,000回に大幅アップしています。さらに回転ブラシを搭載したことで、より効果的に繊維の間に潜むダニやホコリを浮かせて吸い取ることを可能にしました。
ヘッドの幅が広くなった分、重さは約2.2㎏と、ほかのモデルと比べてやや重くなります。値段も1万5,000円前後とほかのモデルと比べると上がりますが、その分ペットや小さなお子様がいる家庭、アレルギーを持っている方など、徹底的にダニやホコリ、花粉対策をしたい方におすすめです。
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ふとんクリーナーIC-FAC2とIC-FAC3とIC-FAC4の違い
次にふとんクリーナーの機種どれにしようか迷っている方に「IC-FAC2」「IC-FAC3」「IC-FAC4」の3つの機種の違いを解説します
性能や消費電力、値段などの項目ごとに比較しているので、購入する機種を選ぶ際の参考にしてくださいね。
比較ポイント
・ヘッドのたたき回数
・吸引仕事率
・サイズや重さ
・持ち手の形状
・消費電力
・価格
項目 | IC-FAC2 | IC-FAC3 | IC-FAC4 |
---|---|---|---|
ヘッドのたたき回数 | 毎分約6,000回 | 毎分約6,500回 | 毎分約14,000回 |
吸引仕事率 | 70W | 70W | 100W |
サイズ(収納時) | 幅約25×奥行約14.4×高さ約40.3cm | 幅約25×奥行約14.4×高さ約40.3cm | 幅約30×奥行約16.7×高さ約42cm |
サイズ(使用時) | 幅約25×奥行約45.9×高さ約21.2cm | 幅約25×奥行約45.9×高さ約21.2cm | 幅約30×奥行約50.1×高さ約21.8cm |
ヘッドの幅 | 20cm | 20cm | 30cm |
重さ | 約1.6kg | 約1.6kg | 約2.2kg |
持ち手の形状 | 低重心設計 | 低重心設計 | 流線形、操作ボタンが持ち手の上部 |
消費電力 | 400W | 400W | 600W |
価格 | 7,000円~1万円程度 | 1万円~1万2,000円程度 | 1万5,000円前後 |
この比較表から、IC-FAC4が機能面で最も優れていることがわかりますが、価格も最も高くなっています。一方でIC-FAC2は価格が最も手頃で、基本的な機能を備えています。
IC-FAC3はその中間の位置づけとなります。購入を検討する際は、必要な機能と予算を考慮して選択すると良いでしょう。
ヘッドのたたき回数
まずは効率よくダニやホコリを吸収するのに必要なヘッドのたたき回数を比較します。IC-FAC2は毎分約6,000回、IC-FAC3は毎分約6,500回、IC-FAC4は毎分約14,000回と、最新モデルであるIC-FAC4が最もたたき回数が多いことがわかります。
花粉症などのアレルギー対策で布団クリーナーを購入する場合は、より細部までホコリや花粉を吸いこんでくれるIC-FAC4を購入するのがベストでしょう。
吸引仕事率
吸引仕事率とは、掃除機の吸引力のことを指します。数値が大きいほど、それだけよくゴミを吸うクリーナーであることを意味します。こちらは従来のモデルが70Wなのに対して、IC-FAC4では100Wにアップしています。
さらにIC-FAC4はヘッドに回転ブラシも搭載しているため、ホコリをキレイにかき出して優れた吸引力でしっかり吸い取ることが可能です。
サイズや重さ
IC-FAC2とIC-FAC3のサイズは、どちらも収納時が幅約25×奥行約14.4×高さ約40.3cmで、使用時が幅約25×奥行約45.9×高さ約21.2cmです。またヘッドの幅は20cm、重さ約1.6㎏である点も共通しています。
一方IC-FAC4は、収納時が幅約30×奥行約16.7×高さ約42cmで、使用時が幅約30×奥行約50.1×高さ約21.8cmとやや大きめです。ヘッドの幅も30cmと他の2機種と比べると広くなっており、重さも約2.2㎏と若干重くなっています。
持ち手の形状
持ち手の形状については3機種とも長時間の使用でも疲れにくい低重心設計を採用していますが、IC-FAC4ではさらに持ちやすくするため、持ち手の部分が手の形状に合わせた流線形になっています。ま
た、IC-FAC4では操作ボタンが持ち手の上部にあるため、片手での操作もより簡単になっています。使い勝手を重視したいならIC-FAC4がおすすめです。
消費電力
消費電力を比べてみると、IC-FAC2とIC-FAC3が400Wなのに対して、IC-FAC4は600Wとやや高めです。その分、IC-FAC4の方が吸引力は高くなっていますが、省エネを重視したい方はIC-FAC2とIC-FAC3を選択した方がよいでしょう。
価格
価格は販売店舗によっても若干変わってきますが、IC-FAC2が7,000円から1万円程度、IC-FAC3が1万円から1万2,000円程度、IC-FAC4が1万5,000円前後と最新モデルになるほど値段が高くなっています。
もちろんIC-FAC4の方があらゆる面でパワーアップしていますが、必要な機能はIC-FAC2にも備わっているため、値段の安さを重視するならIC-FAC2がおすすめです。